

風格ある外観。中に入れば、ゆったりとした空間にグレードの高さを感じさせる。 先祖代々の築100年におよぶ家を取り壊し、新たに完成した堂々6LDKの邸宅です。 知人宅の建設会社だったことが、ホームアシストとの出会いで、今回建て替えのパートナーに選んだ理由は予算面も大きかったとのことです。 「見積もりは大手ハウスメーカーの半分くらい」とご主人は話します。 そしてスタッフの人柄が最後の決め手とおっしゃってくださいました。 ご夫婦、成人した娘さんとふたりの息子さん、お祖母さま、3世帯が住むSさんご一家の新居。 家族それぞれの願いを実現するべく打ち合わせは20回以上、最終版までの設計書は10枚以上にもなります。 住んで約半年、家づくりを振り返るご夫婦の笑顔が、新しい我が家の満足度を物語ります。


キーワードは「あったかい家」。
大きな吹き抜けから、やさしい光が溢れる広いリビング。 味のある梁と、シックな薪ストーブが印象的です。 また梁は、前の家のものを使用しています。 「先祖代々、長年住み続けた家の一部を残したい」というご家族の願いを、入念な材質検査と丁寧な解体工事で実現しました。 それから、薪ストーブ。 薪ストーブを使うことがご主人たっての希望で、はじめは家族全員が反対したそうですが、結果、大満足。 「とても温かかった」と声を揃えて喜んでくださいました。 ひと冬、薪ストーブ一台で家中があたたかく、ほかのストーブは必要なかったそうです。 昔ながらの造りの以前の家は、すき間風が多く、冬はかなりの寒さだったようで、建て替えるにあたり「あったかい家」にすることはSさんご家族の切望でした。 薪ストーブに加え、抜群の日当たりと換気システムと間取りが、その願いに応えています。 窓は、一日中採光できるように大きさを調整。 換気は、室温を逃がさず室内の汚れた空気だけを排出させる第一種換気システムです。 全員が大人のSさんご一家。 家族が集まる暖かいリビングと、吹き抜けを囲むように、各自のプライベートルームを配置しました。 3世代が仲良く、かつ一人ひとりが快適に暮らせる間取り。 先祖代々の土地に完成したS邸は、将来にわたって住み続けられる頼もしい家となりました。

E.一日中光を取り込める、吹き抜けの大きな窓。梁は長年住んだ昔の家の梁を使用している。 F.移動が楽で、いつも家族の近くにいられるように。リビングに続く和室は、お祖母さまの居室。 H.ご長男の寝室。各寝室には大容量のウォークインクローゼットを設置。
I.個室はピアノを置いても、ゆとりある広さ。こちらはご長女のお部屋。J.玄関横の和室。来客が多いので、客間になる部屋をつけたとのこと。 K.キッチンとリビングの仕切りには格子を。適度に視界を遮ってくれる。 L.吹き抜けに面した2階の廊下。リビングの暖かい空気が2階の各部屋に届く設計。 M.ゆったりとした造りの玄関。リビングへの曲線の入り口がアクセントになっている。 N.階段部分。お嬢さんの希望で、リビング階段にせず玄関から2階へ上がれる設計に。 O.玄関は自宅用・来客用に分かれる。来客時に閉められるように仕切り部分に扉を内蔵。 P.階段の踊り場。一番下の段は柵を無くし、すっきりとした印象。且つ動きやすい。 Q.リビングから2階を見上げた風景。白とブラウンで統一されたデザインが美しい。
